

マンジャロ
マンジャロとは、2型糖尿病の治療に用いられるGIP/GLP-1受容体作動薬であり、血糖値を下げ体重減少効果が期待できる薬剤です。
















【総称名】
マンジャロ
【一般名】
チルゼパチド
【医薬品名】
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)
【承認状況】
本剤は日本において2型糖尿病の治療薬として承認されていますが、肥満症治療・ダイエット目的での使用は現時点で承認されておらず、いわゆる「承認外使用(適応外使用)」となります。そのため、この目的での使用にあたっては、医師の責任において十分な説明と同意(インフォームド・コンセント)を得たうえで行われます。
【主な副作用とリスク】
胃腸障害:吐き気、下痢、便秘、腹痛など
低血糖:特に糖尿病治療薬との併用時に注意
食欲減退による栄養不足
甲状腺腫瘍の可能性(動物試験で報告)
急性膵炎のリスク(極めて稀)
※副作用の頻度や重症度には個人差があります。
【同一効能の国内承認薬の有無】
現在、日本で肥満症そのものに対して正式に承認されている薬剤は以下の通りです。
ウゴービ(セマグルチド):GLP-1受容体作動薬で2023年に肥満症治療薬として承認
その他、サノレックス(マジンドール)は特定の高度肥満症患者に対して限定的に承認済
【入手経路】
マンジャロを肥満治療目的で使用する場合、日本国内では一部の自由診療クリニックなどを通じて個人輸入や特例的に使用されるケースがあります。使用に際しては、医師の管理下で、適応外使用であることを理解したうえで慎重に判断する必要があります。
【効果・効能】
2型糖尿病
【用法・用量】
週1回5mgを維持用量
※週1回2.5mgから開始し、4週間投与した後、週1回5mgに増量
【注意すべき副作用】
嘔吐、腹痛、悪心、下痢、便秘、消化不良、食欲減退、心拍数増加、低血圧、血圧低下
【投与できない方】
・1型糖尿病である
・妊娠中・授乳中
・がんの治療中、または既往がある
・心臓や腎臓の機能が低下している
・膵臓に異常がある
・甲状腺疾患がある
・重度の胃腸障害がある
・脳下垂体機能不全、または副腎機能不全
【禁忌】
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者様
・糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者様(インスリン製剤による速やかな治療が必須となるので、本剤を投与すべきでない。)
・重症感染症、手術等の緊急の場合(インスリン製剤による血糖管理が望まれるので、本剤の投与は適さない)


こんな方にオススメ
短期間で減量したい
生活習慣病が気になる
無理なくダイエットしたい
食欲が抑えられない
どうしても痩せられない
運動が苦手
マンジャロとは
マンジャロとは
GLP-1受容作動薬及びGIP受容体作動薬の作用を併せ持つ「チルゼパチド」を投与することにより、体重管理血糖値改善を目的としたものです。
本治療2型糖尿病治療薬として承認された医薬品を美容目的(食欲抑制・胃排出遅延による体重減少)に使用する保険適応外の治療となります。体重減少の程度・速度には個人差があり必ずしも効果を保証するものではありません。
マンジャロの効果
<食欲を抑える効果>
・脳の満腹中枢に働きかけて食欲を減退させる・食べすぎを防ぎ接種カロリーを自然に抑える
<満腹感持続させる効果>
・胃の動きをゆるめて食べ物の排出を遅延させる・少量で満腹が続き間食欲が減少
<脂肪分解・蓄積抑制効果>
・脂肪細胞や肝臓などに作用し体内の脂肪分解を促進・ダイエット中に効率よく脂肪を燃焼
<代謝を上げる効果>
・消費エネルギーを増加させ基礎代謝を向上・痩せやすく太りやすい体つくりをサポート
マンジャロの使用方法
・週 1 回、自身で腹部・大腿部・上腕部に注射をします。
・個人差がございますがまずは、2.5mgで開始しその後は医師の判断によって投与量を調整していきます。
・本剤は冷蔵庫に入れて保管してください。
※注射を忘れた場合は、思い出した時点で投与し、次回投与は1週間後にずらして投与。
※使用後の針は、医療ゴミのため一般ゴミでは廃棄できません。牛乳パック等に入れて当院へご持参いただきます。
注意事項
脱力感・高度の空腹感・冷汗・顔面蒼白・動悸・振戦・頭痛・めまい・嘔気・視覚異常などの低血糖症状が認められた場合は、速やかに糖分を摂取してください。
急性膵炎など、嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛等の異常が認められた場合は本剤の投与を中止していただきます。
また、以下の症状がある場合は使用をお控えください。
(胆嚢炎 、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸、血管性浮腫、アレルギー反応、自己注射による内出血、痛み、赤み、熱感、硬結など)
料金
価格は全て税込です